水彩画用語集 色の名前

色の名前を憶えましょう

絵を描き始めるとき、習慣で草は草色、空は空色、肌は肌色と覚えている方は 一度忘れていただき下記のマーカーの色の名前から憶えていただくと良いでしょう。油絵具、パステルなどでも使われている色の名前です。

注意したいのは、色の名前が一緒でもメーカーによって発色の違いがあること、まれに、同じメーカーでもロット（生産単位）の違いで色味が変わることもあります。また、チューブラベルの印刷色やパンフレットの色はあくまでも目安の表示です。

初めて絵を習う人が用意する絵の具はなぜかホルベイン社とＷ & Ｎの２社が多いようです。宣伝が上手かな？ 他にもクサカベやサクラなど国産絵の具のメーカーはたくさんあります。

一般的には価格が高ければ発色も色の伸びも良くなりますが、専門家でも自分に合った絵の具と出会うまでいろいろ試行錯誤があり、 好きな色をメーカーを問わず単品で買い足して使う方もいます。

下表の イエローと ブルーのマーカーは一般的に使われている色名の一例です。
ここでは２４色のセットの場合でみましたが、１００色以上のある色や、他の老舗メーカーから選べば、さらに共通の色名はあります。 どのような色かは自分で水に溶いて確認するのが一番理解しやすいです。

余談ですがそれぞれの色名の由来なんかも原料に由来するものから産出地由来のものまでなかなか楽しいものです。

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