水彩画用語バナー 水彩画用語集 色の濁る原因 ― 単純な理由です。

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色の名前
混色実験室
画家
…管理者の好みで
技法…水彩中心に
メーカー…国内、海外
美術館…国内、海外
出版社…芸術、美術

色はなぜ濁るのでしょうか?

色が濁る原因は意外と単純です。

1、色の混ぜ過ぎ
絵の具の赤、青、黄の3色を同量で混ぜるとグレーになります。グレーを作る場合であれば、この方法で微妙な良い色が出来ます。

しかしたとえば、鮮やかなミカンを描く時、赤と黄色を混色したつもりでレモンイエローに適量のバーミリオンを混ぜたとします。

結果は鈍い(くすみのある)イエローになります。
バーミリオンには黄色が、 レモンイエローには黄色と少量のが入っていて、黄色が多い三色混合をしていたわけです。青味がもう少し多いと更に鈍くグレーに近くなります。
濁らない色作りは、混ぜる色選びに注意が必要です。

2、筆をゴシゴシ
着色のとき、同じ場所を何度も筆でこすると、その部分だけ紙の繊維がふやけ、他のところより色が奥まではいりこみます。 光が届きにくいところは影が暗く見え、濁った状態に見えます。出来るだけ少ないストロークで紙の上に置くように着色します。

3、着色の仕方でも濁ります
①色を重ねる場合(重色)は、下の色が乾燥してからします。(しっかり乾燥させること)
②明るい色から塗ります。
③例えば椿の藪を描く場合は赤い花から描きます。赤色が乾いたら葉を描きます。 花が乾燥する前に葉を描くと緑と赤が混ざる補色同士の混色になり濁ります。

4、筆やパレットが汚れていると濁ります。
筆に少量の青絵の具が付いていて、そのままイエローと赤の混色を作ろうとするとここでも3色混合になってしまいます。 いつも大き目の筆洗とウエス(ぼろ布)を用意しましょう。

sankaku 少しずつ加筆、修正、更新していきます。 …………管理人

ブランク


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