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抽象画「抽象画とは何か」を具体的に説明せよ。抽象的な説明でなく具体的に。こんな場合さてどうします。 「とは検索」でぐぐってみましょう。 「…キュビスムの流れを汲む非具象とドイツ表現主義などの激しい感情表現を基本とする…」 (アートワード 現代美術用語辞典より)具体的に解説しているようですが余計に解らなくなりました。 抽象の反対は具象ですね。 抽象について勝手に思うところでは、具体的な物を選別し、組み合わせ、撹拌すると上澄みのような「エキス」が抽出される。 そんなイメージでしょうか。 具象の具という字は「具だくさんの味噌汁」とか言いますよね。「エキス」が姿かたちとして現れているイメージですね。 (イメージってなんだろうって話はちょっと横に置いといて) 絵を描くと言うと、普通は(私の頭の中では)「リンゴとランプ」とか「美しいバラの花」とか、つまり物を描くことをいいます。 そう思って60年以上過ぎました。 鉛筆で丸や三角を描いてもそれは一体なんなのと自身の内側の声が聞こえてきました。 造形的な、とかキュービズムの原型がなど言葉で説明や解説がついて回る絵って絵なのだろうか、と漠然と思うわけです。 確かにポロックのカラフルでオートマチックな垂らし画法は「面白い」と思います。 モンドリアンのリンゴの木の連作が抽象画誕生のサンプルのように言われたり、 ジャコメッテイの細い手足の彫刻にこそ、リアリズムが宿るのだとどこかから聞こえてはきます。 でも絵には面白さ、新規さの前に新しい物の見方や新しい美を新しい感覚を「絵で」示すものではないのでしょうか? 目に見える「その辺の取るに足らないもの」が描かれている絵からでも、 まだ誰も見たことのない風景に出合えるのではないでしょうか。 ある抽象画の展覧会を見たときのこと、困ったことに居合わせた人にも作品の上下がわからない。90度掛け間違っていても誰も気が付かない。 これは搬入、展示を手伝った私の実体験です。 抽象画はおそらく最短距離、最短時間で見る人の心の深いところにある急所をピンポイントで突くのではないのだろうか、とも思います。 そうなのか、全く違うのかそれさえ良く分かりません。 第二次大戦後「抽象画こそが真の芸術である」風なブームが今日の美術につながっています。 MAYA MAXX はいいね。くらいは言えますが。
少しずつ加筆、修正、更新していきます。
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