水彩画用語集 印象派って何でしょうか? |
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印象派
モネの「印象・日の出」から付けられた美術傾向の名前。フランスのパリで興り、現代美術の源流ともいえる美術史上の大きな 転換期を彩りました。 以前名古屋市美術館で見た「印象・日の出」(Impression, soleil levant)の印象は近くで見ても、 離れてみてもなんだかぼやっとした絵だなとその時は思いました。(印象派の名づけ親のように?) ご覧いただいている画像はモニターにより色や明るさが違うことがあります。参考程度に見てください。 ☞ 会場の外の天気が雨か曇りか、あるいは作品保護のために美術館の照明を落としてあったのかもしれません。「印象派」は一つのまとまったグループではなく、いわば反官展(サロン)グループです。 「8回の印象派展」があったそうですが出品者の出入りも激しくサロンに戻ったり出たりで、「派」といわれてますが、 画家一人ひとりの思いはてんでばらばらのようです。 共通することは、自分の絵を認めてもらいたい、評価してほしい。という点です。 評価されるまでは長い時間がかかり、現代の絵描きの立場と似ているところがあります。 旧社会の教会や王侯貴族、資産家のための絵じゃなくて「自分の感じ方で水に映る柳と太鼓橋を描きました」 「戸外の木漏れ日の下で踊る人を描きました」と個人の独創性や太陽の光が作る新しい物の見え方を最前面に出してきた大変化の時代でした。 個々の画家が離合集散し、自分の作品を受け入れてくれる場を求めていました。 当時の社会の変化をまともに受け反映したというところが、結果的に芸術・美術の役割を知らず果たしていたのではあないでしょうか。 第一回印象派展 モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、ピサロ、モリゾ、ギヨマン、シスレー 印象派の前後に様々な流派が生まれ消えていき、それが延々と今日に続いています。そして未来へ。 参考Wikipediaより
少しずつ加筆、修正、更新していきます。
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