水彩画用語集 アルシュ紙

アルシュ紙

フランス製の最高級水彩紙。高価な印象が先行しますが、愛好家は多いようです。 描き始めは水を弾くため、慣れないと使いにくい紙質です。

水彩紙はこれでないと困るという人もいます。

真空パック？で輸入されたブロック（四方固め）の表面には 、紙肌（デコボコ具合）やサイズ、枚数などフランス語と英語で表示され、 裏側には日本語を含め７ヶ国から９ヶ国語で水彩紙の特徴が記されています。

荒 目（表紙の色＝ オレンジ ）
（トルション：Grain torchon）ラフ rough と同じ　
Grain torchon＝「穀物布のように粗い」の意味です。

細 目（表紙の色＝ 緑色 ）
（ファン：Grain fin） コールドプレスと表紙に書かれているので中目です。
fin＝「薄く、終り」の意味ですが普通の中目に見えます。

極 細 目（表紙の色＝ レンガ色 ）
(サチネ：Grain satine）　satine＝光沢＝サテン？
目が細かくボタニカルアートや細密描写に向いてます。 表紙にはテンペラにも向いてるとあります。

ピカソやドガも使った世界一の水彩紙だけにｍ² ３００ｇどころか ｍ² ６４０ｇや ｍ² ８５０ｇまであるとか。 水彩紙というよりボール紙に近いのかな？見たことありません。

シュミンケの透明水彩絵の具、筆はコリンスキー（レッドセーブル）、 そして水彩紙はこのアルシュ紙。後は腕を磨くのみ？…………

少しずつ加筆、修正、更新していきます。 …………管理人

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